白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)の紹介(効果とおすすめできる人)

白虎加人参湯は、石膏(セッコウ)、知母(チモ)、粳米(コウベイ)、人参(ニンジン)、甘草(カンゾウ)という生薬の組み合わせで作られた漢方薬です。
以前は、生薬を煮詰めたものをこして、煎じ薬として飲むことが多かった漢方薬ですが、現在はエキス剤として顆粒や錠剤での飲むことが一般的です。
主薬は石膏という天然の石で主成分は硫酸カルシウムです。
これには、熱や炎症をおさえる強い作用があります。
知母や粳米にも同様に、熱をおさえる作用があり、滋養強壮効果のある人参、緩和作用がある甘草と、バランスよく配合されています。
白虎加人参湯は、アトピー性皮膚炎の人によく使われます。
アトピー性皮膚炎の人は、体内に熱がこもりやすく、しばしば患部にはかゆみだけでなく、ほてりも出てしまいます。
そのかゆみ、ほてりを鎮めてくれる効果が白虎加人参湯には備わっています。
比較的体力のある実~中間証、ほてりのある熱証、口渇のある燥証の人に対して適応です。
そのため、冷えの強い寒証、体力の少ない虚証の人には用いません。
白虎加人参湯は熱やほてりをおさえるという効果があるため、暑さに弱く熱中症にかかりやすい人が夏に入る前から熱中症対策として飲むこともあります。

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